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北海道新幹線と在来線の共用(青函トンネル事情) [鉄道]

こんにちは。 そしてようこそ!
私のブログへお越しいただきありがとうございます。
感謝とお礼を申しあげます。

3線軌条.JPG

この画像は新幹線が走り出すと一般の人は見ることができなくなります。

2016年2月5日。今日から「札幌雪まつり」が開催されます。
中国の春節と重なるため、札幌市内のホテルはほとんど予約が取れない状況のようです。
そういう自分は全く逆の方向、本州側に向かう列車に乗車中です。

8:08 函館発、新青森行き「スーパー白鳥」に乗っています。
なぜか、1号車だけ電源用コンセントが装備されているので、毎回1号車を指定していますね。www

今年の3月の新幹線開業でこの「スーパー白鳥」も役目を終え、札幌~旭川間の「スーパーカムイ」
に転用される見込みです。

さて、青函トンネルですが、レールの幅が新幹線と在来線の幅が違うのですが、青函トンネルは
最初から新幹線も走行できる規格で作られているのですが、元々在来線で走っていた旅客列車は
すべて経営難のJR北海道の管轄にあるため、長年親しまれてきた北斗星やトワイライトエクスプレス
、カシオペア(臨時運行)、JRで唯一残っている定期急行列車「はまなす」もすべて運行を取り止めになる見込みです。

木古内~蟹田間の共用部分は、レールが3本あり、一応在来線も走行できるように造ってありますが、
これはどちらかというと貨物列車用として残してあります。
この共用区間というのが青函トンネル部分の53.85kmと思っている方が多いのではないかと思いますが、
かつての津軽今別駅と知内駅を含む、木古内~中小国信号場の近くまでの82.1kmあります。
新青森駅~新函館北斗駅間は148km。 およそ55.5%が共用区間ということになります。

そもそも、在来線と新幹線では電源電圧が2万ボルトから2万5千ボルトに変更されるため、
従来の電気機関車では走行できなくなります。かといって非電化区間を多く持っているJR北海道が
青函トンネルを走らせるためにはそれに対応するための機関車が必要になるのですが、
貧乏なJR北海道ですから、保線すら満足にできず、未だに木製の枕木を使用している区間もあるのです。
新しい機関車など新調できる訳がありません。

JR貨物は必然的に列車を運行しなければならないことから、いち早くEH-800という電圧25,000ボルトにも
対応でき、新幹線と同じ運行システムで運用できる機関車をすでに走らせています。

それまではEH-500(金太郎)や、かつては青函トンネルを走行させるために奥羽本線をメインに走っていた
ED75-700番台のほとんど全てを青函トンネル仕様に改造されたED79がドラえもん列車や快速「海峡」を牽引するのに使用していました。
そうなんです。このED79も老朽化によりJR北海道が持つ青函トンネルを走行するための唯一の電気機関車
であったとも言えます。

そのほかにもSL大沼号、SL流氷ノロッコ号、くしろ湿原ノロッコ号、富良野・美瑛ノロッコ号などの機関車
を使用した観光列車は軒並み運行を取りやめています。
これでは、せっかく新幹線ができても、鉄道で車窓を楽しみながら北海道を旅する楽しみが半減してしまいますね。

皮肉にも、今、開業しようとしている新函館北斗駅の周りにはほとんど建物はなく、レンタカー会社が
7件ほど、争うように店舗を作っています。
函館から先は高速道路も整備が進んでいるので、レール&レンタカーというのもありかもしれませんが、

一方で、JR貨物は必然的に、どちらの電源でも走行できる機関車を開発。
なんせ旅客列車より遥かに多い、一日50本もの貨物列車が青函トンネルを
走行しなくてはいけないものですから。。。

複線区間で新幹線が高速ですれ違った場合の相対速度の風圧に空荷のコンテナの貨物列車が
耐えられないのでは?という懸念から、新幹線もトンネル内は最高140Km/hという制限速度が
設けられました。

東京~大宮間は確か走行音対策で110Km/hが最高速度でしたが、近年130Km/hにアップしたようですね。
宇都宮~盛岡間は320Km/hですが、その土地によりいろいろと事情があるそうで。
なんでも、かつての整備新幹線区間といわれた区間は最高速度270Km/hを想定して作られた
関係で、当初それ以上の速度の設定がないまま現在に至るため、北陸新幹線も含め、最高速度
270km/hという古い基準が残っているそうです。

このため、東京から4時間を切る時間帯で函館まで到着することが困難な状況が生まれました。
飛行機と競合する場合、この4時間という時間は結構ボーダーラインになるんだそうです。

北越急行「ほくほく線」は在来線でも最高速度160Km/hだったのに?と思われる方もいるかもしれませんが、あそこは単線区間で列車同士がすれ違う事がなかったので、事情が異なり実現できました。
スカイライナーの160km/hも貨物列車が無い高速列車同士なので実現可能でした。

実際に、姉妹都市である函館駅から青森駅まで新幹線を利用する場合、現在は乗り換えが無いのですが、
新幹線になると乗り換え2回、時間は早くても5分ほどしか短縮できず、料金は上がる!?という訳のわからない現象が発生します。

時間のある方はゆっくりフェリーで海を渡った方が経済的に負担がかなり軽く済みますね。

JR九州の高級寝台列車「ななつぼし」のJR東日本版が造られ、不定期で北海道まで運転する計画もあるそうですが、青函トンネルを管理するJR北海道が機関車を持たない以上、海峡線はJR貨物から機関車を借りての運行ということになりそうですね。

時々、海峡線を使って青森~函館を往復するのですが、普通列車は無い、否応なく新幹線に乗る。高い!
喜べない事情ですね。

事前にネットで予約すれば安くなるという設定もできるようですが、ビジネスユースの方にとっては
痛い出費になりそうです。


新幹線と在来線の共用区間の線路3本(3線軌条)の画像を載せました。





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